2023年を迎えました。松井正一です。本年も何卒よろしくお願いいたします。
昨年は、4期目の県議会議員の仕事4年目を迎えました。私の4期目は「つながる・かぬま・プロジェクト2019」といった政策を唱えました。
思想信条や年代、地域を問わず多くの市民の皆様と「つながる」ことからはじめ、皆様が、何を考え、何を求めているのか、「つながる」ことでその内容を自身が把握し、課題解決のために行動していくことを基本に活動していきます。
また、「鹿沼市が輝く5つの提言パート1、パート2」も発表しました。子育て支援や教育の充実、花木センターのパワーアップ、仮称)林業大学校整備、Made in KANUMA(地場産業の活性化と雇用の確保)、地域公共交通の充実等を提言しました。子育て支援については、昨年、栃木県は子ども医療費の現物給付を本年4月より、小学校全学年、中学校については半額の負担を打ち出しました。その結果、鹿沼市においても高校3年生までの現物給付を決定しました。花木センターのパワーアップについても、今後、引き続きの提言を続けていきます。林業大学校は、令和6年度の開校に向け、県林業センターのリニューアルも含め、着実に進んでいます。地場産業の活性化と雇用の確保については、鹿沼インター産業団地の着実な進捗により、優良企業の誘致、雇用確保につなげることが期待されます。
さて、昨年の県政を振り返ると、新型コロナウイルス対策や物価高対策等、県民生活にとって大変厳しい環境が続きました。度々の県議会における補正予算の審議により、一定程度対策を講じることは出来ましたが、依然、終わりの見えない事態に、緊張感をもって対策を継続していく必要があります。
そのような中、明るい話題も幾つかありました。鹿沼インター産業団地については、本格的な造成工事と2つの街区に対する予約分譲が行われました。都市計画道路3・4・202号古峯原宮通り千渡東工区の開通により、鹿沼、宇都宮間の交通が益々円滑になりました。コロナ禍の中、いちご一会とちぎ国体、いちご一会とちぎ大会も開催されました。本年以降は、国体レガシーとして、スポーツ振興とまちづくりの充実が期待されます。
このほか、会派活動では、那須と栃木特別支援学校の寄宿舎閉舎問題について、新潟、千葉の県外調査、那須と栃木特別支援学校の現地調査、更には閉舎に反対する両校の保護者や関係者との断続的な意見交換を行いながら、県議会対策に努力してきました。
12月県議会までの経過では、令和5年3月での閉舎は「延期」となり、新規入舎の受け入れも行うことが報じられました。しかしながら、この問題はまだ未解決でもあります。引き続き調査や執行部との協議を行いながら、寄宿舎存続に向けて努力していきます。
政党活動では、立憲民主党栃木県総支部連合会に所属し、幹事長(兼選対委員長)として2022年の活動に邁進してきました。日光市、那須烏山市の各議会議員選挙では、公認候補の同志の当選を勝ち取ったほか、昨年7月に執行された「第26回参議院議員選挙」では、栃木県選挙区いたくら京さんの必勝に向けて戦いに臨みましたが、惜敗に終わりました。しかしながら、本年執行の統一選に向けて挑戦する若い力の発掘を行うことができ、大きな成果を得ることが出来ました。
旧統一教会問題等も対策委員会を設置し、私が委員長になり、相談窓口を開設しています。
地元、立憲民主党栃木県鹿沼市支部も順調に活動させていただきました。草の根民主主義を貫き、ボトムアップ型の政治活動を展開して参りました。
「つながる」かぬまマンデーレポートは、間もなく10年目を迎え、通算第438回を終了し、市民の皆様にも定着してきています。
また、「つながる」かぬまタウンミーティングは年間4回、民進党時代から数えると通算24回開催し、昨年も6回目となる「鹿沼市に対する政策提言書」を鹿沼市長に届けて参りました。本年も引き続き頑張っていく決意です。
県議会も、会派「民主市民クラブ」として、5名のメンバーで活動しています。私は、会派幹事長として、会派の仲間の皆様と共に予算や政策推進要望の前進に向けて努力しているところです。
私は、鹿沼市役所19年余、鹿沼市議会5年余、そして、栃木県議会議員14年余とこの春で立場は違えども39年間行政経験を積ませていただきました。これからも鹿沼市民にもっとも身近な県議である「つながる、市民派県議」を目指して全力で邁進していくつもりです。そのためにも、引き続き松井正一に対しますご指導・ご鞭撻そしてご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。